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    主役はメインテーブルに。列席者はゲストテーブルに。
    当たり前のことだが 大よそ披露宴はこのスタイルだ。
    だが主役はゲストの全てを見通せるが、
    ゲストは主役の裏側を見ることは出来ない。

    メインテーブルの背後は花という約束のウォールに遮断された二人だけが知りえる禁断の場所。

    シャンパンが注がれ いよいよ一生に一度の祝宴が始る。
    それは主役と脇役を隔てるウォールの崩壊が始るときでもある。

    会場にキャンドルが灯されるころには遮るものは全て消えうせ漂う空気はひとつとなる。

    ゲストの正面は主役の裏側に当たる。
    この空間一番の見晴らしは花なのか?ゲストの祝福に満ちた表情か?
    祝宴の場に裏も表も無いようだ。

    岐阜アトリエ 田中 貴子

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