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    日本というのは本当に南北に長い。
    1000キロ以上離れた北の地を訪れた恩恵か、5月半ばに満開の八重桜を拝むことができた。
    最高気温が日によって10度近く上下するこの時期は結びの春と始まる夏を行き来している。
    「晩春早夏」。勝手な造語もぴったりだ。

    一見すると芍薬か牡丹に見紛うチューリップが この街特有の乾いた風に揺れていた。
    もしこれが芍薬だったら まさに季節のクロスオーバー!

    シーズントリッパーになりかけたころ大通りを埋め尽くしたライラックの群れに
    今が5月であることに気付かされる。

    もしかすると北の大都会は季節の移ろいを最も実感できる花の街かもしれない。
    梅雨の無い不思議な気候も実にうらやましい。
    やがて訪れる早い冬までは「柳暗花明」を満喫できる特別な地なのだ。

    追伸。この時期、ここに伺うチャンスに恵まれたことに「Thank you so mach ! 」

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