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    デッサンは個々がイメージするデザインを確認するために、とても効果的な方法です。
    特にフォルムやボリューム感は顕著に表れます。
    例えばテーブル上の装花を描く場合、テーブルのサイズに対して装花が大きかったり小さかったり・・・。
    ニュアンスも流れのあるものだったり丸くまとまったものだったり・・・と、千差万別。
    面白いことに、これで完成品が大よそ予想できます。

    脳内のイメージはデッサンに描かれ、カタチとして表れます。
    重要なのは、コーディネーターのイメージがお客様の想像とマッチしているかどうか。
    コーディネーターも人間ですので、得意不得意、持って生まれた趣向が心の奥底に眠っています。
    ただ私たちは、コーディネーターとしてプロでなければなりません。
    お客様の真意を感じ取り、カタチとして表すことが求められます。

    幅広い想像力を養うために、私はデッサンを薦めています。
    社内のロープレでは多用なお客様役を演じ、その趣向に合ったデッサンを描けていれば、
    カタチとして表す最終形もきっと同じものとなるでしょう。

    神戸アトリエ 池脇 志乃

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