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組み合わせによって大きくイメージが変わる色、「マゼンダ」。
ルビーピンクと朱色の中間？くらいだと勝手に解釈しているその色目は、
多くの花色に存在する人気のカラーでもあります。
春は黄色や若草色と合わせてカラフルにしたり、ピンクのグラデーションに使ったりと、
明るく陽気な色合わせには欠かせない存在です。

秋のコーディネートでは、180度異なった使い方を意識します。
濃い目のグリーンや赤～ベージュの花、金色の花器や錆加工がされたゲージと合わせて、
ビンテージなニュアンスで仕上げて行きます。

ポイントはブーケです。
ドレスはブラウンやベージュまたは、赤系とのコンビネーションが多いため、
会場とはちょっと違ったカラーリングになるようデザインします。
秋冬に使う「マゼンダ」は、いかなるシーンにも適用できる素敵な「お色目」です。

神戸アトリエ　池脇 志乃