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2020.04.01
花のシナリオ

お客様との打合せでは、披露宴の進行に沿って花のシナリオを組み立てます。
個々のシーンを印象的に見せるために花を演者として捉え、
披露宴というステージに立たせるのです。
例えば、披露宴の進行とともに花のトーンを濃くすると、人は色によるボリュームを感じます。
逆に薄いトーンにして行くと、さびしく感じてしまいます。
ドレスとブーケ、会場の雰囲気とテーブル装花、季節と時間、お客様の趣向と適切な花選び。
それらをトータルに考えて、シナリオを描きます。
結婚式という3時間ほどの舞台は私たちフローリストにとって、
脚本家としての技量が試されるステージでもあるのです。
芦屋アトリエ 岡 由子
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