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2019.10.21
オーキッドAGAIN

最近、蘭が静かなブームです。
私がこの業界に入った当時、ブーケの大半には蘭の花があしらわれ、それが当然との認識がありました。
バラやカーネーションもブーケの主役でしたが、それらは改良技術の力で飛躍的な進歩を遂げ、星の数ほどの品種や色目が誕生しました。
一方、蘭も多くの新種が誕生しましたが、今ひとつ魅力的な品種は無かったように思います。(主観です)
「流行は繰り返す」と言いますが、少し前のかすみ草人気もその一例です。
(かすみ草もバブル期に大人気となった花材でした)
見た目には何の変化も無いかすみ草の人気が再燃したことは、この説が正しかったことを証明しています。
そこで今回ピックアップした蘭の話しです。
バラやカーネーションに遅れは取ったものの、最近では魅力的な色目や扱い易いサイズの品種が多く出荷されています。
単に流行の繰り返しではなく、正常進化した末の人気再燃だと私は捉えています。
鎌倉アトリエ 澤村 千草
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