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    先日、作家の北方謙三氏が心に刺さる表現方法について語っていた。
    曰く~、
    読み進めるうちに読み手は本の世界へ没入していく。
    いくつもの共感を得た後に書き手と読み手の世界は合致し、
    お互いの信頼関係は成立する。
    すると書き手の表現はいたって簡潔なものとなる。
    例えば「赤」の表現。
    「美しい赤だ」とか「似合う赤だ」などの表現はいらない。
    「いい赤だ」。それだけで充分な言葉となる。

    余分な言葉や注釈は要らない。何よりお互いの信頼関係を築くこと。
    想像の世界を伝えるために重要なことは私たちと同じようだ。

    信越地区エリア長 荒木 務

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