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2024.06.20
ボリュームの考察

縦に細長くテーブルを配置する晩餐会スタイルが流行っています。
その名の通りフォーマルな宴席で用いられる格調高いレイアウトです。
ただし このスタイルはゲスト同士が真っ直ぐ向き合うため、装花のボリュームには配慮が必要です。
特に高さ。視界を遮る (さえぎる) ことはNGですが低ければ良いというものでもありません。
私たちは披露宴中のゲスト目線を3つに分けてボリューム (特に高さ)を考慮します。
①会場にゲストが入場したとき⇒立ち目線。②着席のとき⇒座り目線。③歓談のとき⇒立ち&座りなど個々それぞれの目線。
目標とする装花像は いかなるシーンでも視界を遮ることなく且つ存在感を保つことです。
披露宴がお開きとなり全ての装花が持ち帰られ、空となった花器を目の当たりにしたとき。
それは目標が達せられたと実感できる瞬間でもあります。
神戸アトリエ 福田 亜美
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