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    縦に細長くテーブルを配置する晩餐会スタイルが流行っています。
    その名の通りフォーマルな宴席で用いられる格調高いレイアウトです。
    ただし このスタイルはゲスト同士が真っ直ぐ向き合うため、装花のボリュームには配慮が必要です。
    特に高さ。視界を遮る (さえぎる) ことはNGですが低ければ良いというものでもありません。

    私たちは披露宴中のゲスト目線を3つに分けてボリューム (特に高さ)を考慮します。
    ①会場にゲストが入場したとき⇒立ち目線。②着席のとき⇒座り目線。③歓談のとき⇒立ち&座りなど個々それぞれの目線。
    目標とする装花像は いかなるシーンでも視界を遮ることなく且つ存在感を保つことです。

    披露宴がお開きとなり全ての装花が持ち帰られ、空となった花器を目の当たりにしたとき。
    それは目標が達せられたと実感できる瞬間でもあります。

    神戸アトリエ 福田 亜美

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