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2020.12.01
ひと添え
「全体を見る目を養いなさい」 。「出来上がりがイメージできる感性を磨きなさい」。
新人時代、先輩から繰り返し教えられたフラワーコーディネーターとしての心得であり、
今でも変わらない私のスタンスです。
ドレスをもとにブーケの提案からはじまり、完成したスタイリングをイメージします。
特に気を使うのはペアリングするヘッドフラワー。
セレクトする花材のニュアンスが出来上がりのイメージを大きく左右するからです。
特に大輪を使う場合はインパクトが強い分、普段の数倍気を使います。
ご新婦様の意向に沿っているか?ドレスやヘアスタイル、小物とマッチしているか?
会場での見え方をも考慮して最終的なセレクトに当たります。
花嫁というヒロインを創るために多くのプロが携わった最後の「ひと添え」、それが「花」なのです。
神戸アトリエ 井上 有理
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