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    時折 琴線に触れる調度品に出会うと、その空間を飾るフラワーデコレーションを妄想する。
    今回のそれは老舗ホテルのロビーラウンジで出会った照明器具で、久しぶりに心が震えた。
    照明器具は大小の2サイズで大は直径50cm前後、小は40cm程度。
    くっきりとしたフォルムは大輪花のつぼみを連想させ、
    直下のリビングを優しく照らすその風情がなんとも魅力的だった。

    デザインには同調と補完があるが、抽象的なテーブルコーディネートの絵が浮かんだ。
    上と下が同じニュアンスであるより、異なる方が空間の魅力が増すと思えたからだ。

    実際、その空間を飾ることは出来ないが勝手に心が動いて発想できること。
    決して意識して行うことでは無く、無意識なうちに思い描くことが肝心だ。
    私はそれを衝動と考える。

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